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とこよしです。


かれこれ10年以上使ってきた
大切な本革製のギグバッグが壊れました。

ファスナーが噛まなくなり、完全に開け閉めできなくなってしまった。。




このケースは、音楽専門時代に買ったもので、
学校の誰とも被らず、革製で、長く使える丈夫なものをというコンセプトのもと、探しに探して、ようやっと手に入れた一点もののショップオーダーのギグバッグ。


当然、何不自由なく(重い以外は)気に入って今の今まで大切に使ってきたわけですが、ついに壊れてしまいました。


もともと、購入した時からファスナーの噛み合わせが悪く、閉めるのにコツがいるケースでした。その結果、負荷がかかりファスナーの取っ手部分はとうの昔に金属疲労により折れてなくなり、その後適当なヒモを使うも負荷に耐えられず簡単に切れるので、今では山岳用のロープを通して落ち着いていました。

ついに先日、噛まなくなる現象が起き、楽器がケースから出し入れできないと、時間のないスタジオでの準備にとても手間取るので、力ずくで開け閉めしていたら、ついにバカになってしまったというわけです。



正直、普通の量産品のギグバッグなら、

「買い換えるか!」


で済むのですが、
ワンオフもので、いい感じに年季が入ってきていたので、なかなか諦めがつかない。




現在、近所のカバンや衣類のリペアショップに片っ端から問い合わせて修理の見積もりをしてもらっていますが、なにぶんはじめてなのでいくらかかるのか見当もつきません。3万円もあれば、新品の良いギグバッグが買えるけれど、正直それくらい出してでも修理したい一品です。

欲を言えば、もともとシングルファスナーで噛み合わせも悪かったので、ダブルファスナー式でもう少しスムーズに動くファスナーに付け替えれるなら付け替えたいところ。

正直、楽器ケースでシングルファスナーはキツい。毎回開け閉めのたびにグルッと一周させるのは面倒でした。量産品ならダブルファスナーは当たり前の装備なのですが、、、ワンオフものなのでそこは致し方ないかなーと思って使ってきました。これを機に、予算が合えばダブルジップにしたいなと、思っております。




ともかく、直るまではハードケースで持ち歩くことにはなりそうだ。。


 


このギグバッグは使い始めてから10年。
今も変わらず、いや年季が入って昔よりもさらに愛着が湧いている。よく、こだわりが強いと人に言われるが、こだわってこだわって手に入れたものは愛着がいつまでも続くから、長持ちするし、高い買い物をしても、長い目で見ると意外とそっちのほうが経済的だったりする。物持ちがいい人の特徴でもあると思う。

何としても直したい。