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とこよしハウスproject始動にあたり、
ブログトップのタブに「とこよしハウス」を追加しました。





さてさて、とこよしハウスは、
もともと父方の祖父母が住んでいた住宅で築40〜50年くらい。

現在は誰も住んでいなくて、父親が頻繁に手入れしにいくくらい。
仏間があって、年に何回かは親戚がお参りしにきます。



この仏間がネックで、いかに自分のプライベートスペースと一族が会する仏間とを分けるかが課題だったのですが、前回お話ししたように面白い造りになっているため、なんとか壁で仏間を隔てて、独立させることができそう。







と言うことで、もともとは1階スペースが3LDKの間取りになってますが、仏間を独立させるため、2LDKの間取りにとこよしが住むようなカタチになります。



二世帯住宅構造になっている為、2階スペースも含めるとかなーり広いんですが、一人暮らしでは持て余すのと、改装の予算もあり、2階は今後気が向いたら着手するとして、わたしは1階に住みます。







内装屋として最低限の材料がストックされている為、可能な限り在庫を使うことでタダで施工できる箇所を増やし、コストダウンを図ります。さすがに壁紙はこだわりたいのと、数百メートル規模なので、問屋から卸して貰います。






調子こいて天井にダウンライト仕込もうと思ってます。



見ての通り、天井の構造一つとっても独特なので、この格子の間を有効活用しない手はないと思うわけです。パッと思いついたのがダウンライトを埋め込む事なんですが、ダウンライトは通常の照明と比べて光が拡散しないので部屋全体が暗いというデメリットがあります。



内装屋的には面倒な上にメリットがあまりないので毛嫌いするところですが、そこをあえて自宅に施して今後のための人柱になっていこうというスタンスです。





トイレはこの通り、男性用の立ち小便器と奥に女性用の便座が2部屋に分かれてます。
普通の住宅じゃあり得ないというか、必要ない。。



その横に手洗いスペースがあるので、謎に洗面台も2箇所付いています。







浴室はこの通り、戸建てなので一坪バスで広々ですが、やはり年代が現れますね。ちょっと古臭いので、シートやパネルを駆使して綺麗にドレスアップしていきます。



そして浴室の手前には一応UTのようなスペースがあるものの、これだけ広いにも関わらず、洗面台がなぜか別のスペースに設置されているという空間の無駄遣い笑



本来はこの洗面台があるスペースをトイレにでもして、UTスペースにボイラーと洗面台を移設してひとまとめにしていきたいところです。そうすることで、もう一箇所のトイレ2つと手洗い場も必要なくなります。



ただね、水周り設備関係を移設するとなると専門外な上に大工工事も絡む大仕事になるので、ちょっと自分では手がつけられない。漏水しても困るしね。間取りそのものを変えるってことは一度そのエリアをスケルトンにしないといけないので、まともに工事するってなると1ヶ月クラスの工期になり、金額も数十万単位で掛かる。



そもそもが、業者側に工事内容を説明するのが面倒くさい。自分でやれるところはやるので、すごく中途半端な工事になるだろうしね。








さて、1階エリアの間取り3LDKから仏間を独立させた2LDKがとこよしハウスのスペースとなるわけですが、その各小部屋の配置もまた独特。もともと寝室として使われていた部屋は、このUTと洗面スペースのある奥まった部分の間にあります。

もう1つの部屋が、なぜか玄関廊下の横にあり、もともとは書斎スペースとして使われていたのかな?




これにプラス仏間として独立させる予定の居間の横の和室があるのですが、おそらく一番使いやすいのが間取り的にこの和室で、寝室はまぁいいとして、玄関廊下横の部屋は何に使ったらいいのか全く見当もつかない。。。




まぁまぁ、そこは追々考えていくとして、住んだ先のことを考えて改築をしていくことが大切ですね。