
先日、職場からiMacをいただいてきました。
今回は
その、iMacの初期化からOSの再インストール(クリーンインストール)までの悪戦苦闘の道のりをメモとしてこのブログに記します。
と、言っても思ったほど悪戦苦闘してないんですけどね^ ^笑
さて、
僕が現在使用しているMacBook Pro 13inchが2011年購入のスノーレパード期のものなのですが、今回手に入ったiMacも全く同時期のものと推定されます。
以前の使用者の使用状況や環境がわからないため、
まずは、コンピュータをまっさらに初期化してOSをクリーンインストールしなおします。
※参考にされる方は、自己責任でおこなってください。
初期化をすると、Mac内の全データが消えます。
バックアップを取るなどする必要があります。
※このページで紹介する方法は、
インターネット経由でOSを再インストールする方法です。
ネット環境がない方は、
この方法を参考にしないようお願いします。
Mac OSの初期化
まずは、
Macをメンテナンスモードで起動します。
一旦、Macをシャットダウンし、再び起動させます。
「command」+「R」を押しながら起動します。
画面になにか表示されるまで押し続けます。
ボタンから指を離して大丈夫です。
このようなユーティリティメニューのみが
画面に表示されます。
「Macintosh HD」を選択し、
画面上部の「消去」をクリック。
これにて、OSの消去はひとまず完了です。
何度も言うようですが、
一旦消去してしまうと、取り返しがつきません。
Macとして動作しなくなりますので、必要なデータがあれば
バックアップを取るなどして、本当にOSを消去して大丈夫か
今一度考えてから自己責任でおこなってください。
OSを再インストール
再びメンテナンスモードで再起動します。
「macOSを再インストール」を選択します。
「続ける」をクリックします。
という表示が出るので、
「続ける」をクリックします。
利用規約に目を通し、
インストール先のディスクを選択し、
決定するとインストールが開始します。
と、
ここで問題なく、通ればいいのですが、
エラーが発生してしまいました。
先ほどの検証中に
「インストールの準備中にエラーが起きました」
と、
表示され、再起動を余儀なくされるのです。
※
ちなみに、上記写真では
現在の再現写真なので「OS Sierra」という
最新のものになっていますが、
このiMacはライオンで止まっていたので、
再インストールもライオンの状態でした。
調べてみると、
しばらく電源に接続していなかったため、
システムがリセットされ、時間と日付が
ありえないくらい昔のものになっていました。
OSを再インストールするには、時間や日付が
検証されるらしいのです。
つまり、
未来ではない、限りなく現在に近い時間を
設定し直してあげる必要があります。
それには「ターミナル」を使います。
「ターミナル」で時間の設定
再び、
最初に説明したメンテナンスモードで再起動します。

画面左上、ちょうどリンゴマークなどがある
「ユーティリティ」→「ターミナル」と
クリックします。
ターミナルは、
コマンドを打ち込むことによって
システムに直接命令することができる機能です。
基本的には「enter」キーを押すことで実行されます。
まずは、試しに
「date」と入力し、「enter」を押します。
現在設定されている日時が表示されます。
続いて、時間と日付を変更します。
「date ◯◯××□□▲▲2016」+「enter」
順番は、
date 月/日/時/分/年 です。
これを日本時間ではなく、太平洋標準時に合わせます。
つまり、
日本時間から−17時間になるわけですが、
計算が面倒なら1日前の時間で構いません。
最後にエンターを忘れずに。

入力し終えたら、
画面左上「ターミナル」→「ターミナルを終了」
にて、元のユーティリティ画面に戻ります。
これで再インストールを試してみましたが、
うまくいきませんでした。
PRAMとSMCのリセット
ダメ元でいろいろな情報を漁っていると、
PRAMやSMCのリセットによって
再インストールが成功したという事例が、
いくつかあったので試してみました。
ざっくり、これらは
画面の明るさや音量など、今まで使用していた中で自動的に記憶された情報類で、コンピュータ内のこうした記憶をリセットすることで、バグが改善され、成功するパターンがあるようです。
PRAMのリセット手順
電源を入れ、すぐに
「command」+「option」+「P」+「R」
を押し続ける。
2度目の起動音が鳴ったら、リセット完了の合図なので
キーから指を離して大丈夫です。
SMCのリセット手順
「shift」+「control」+「option」
を押しながら、
電源ボタンを5秒ほど長押しします。
その後、普通に起動させれば完了です。
____________________
と、
ここまで試しても筆者の場合うまくいかず。
実は
ターミナルを用いて
時間設定を直したところで、
検証中のエラーは解かれたものの、
次のApple IDにてまたエラー。
このアイテムは現在一時的にご利用になれません
さてさて、以上を踏まえて、
上記の通り時間設定をして検証をパスしたところまでは良かったのですが、その先でApple IDの入力をし、間違いなく入力したはずなのに
「このアイテムは現在一時的にご利用になれません。しばらくしてから、もう一度お試しください」
という表記が。。。

これにはさすがに調べ疲れてきて、
おとなしくAppleサポートへ電話をかけました。
OSはいきなり最新のものにできない
電話をかけて教えてもらった情報をいくつかピックアップします。
まず、
OSをいきなり最新のものにインストールし直すことはできません。
例えば、スノーレパードから現在の「sierra」にアップグレードするには、間が空きすぎているため、順を追ってアップグレードしなければいけず、まずは、もともと入れていたところまでのOSで再インストールされます。
そこからMac OS起動後にApp Storeで最新のOSにアップグレードします。
別のインストールディスクは使えない
私の場合、iMacの他に、
もともと同時期のMacBook Proがあり、
それのインストールディスク(DVD)を使って
OSの再インストールを試みましたが、
「Mac OS X はこのコンピュータにインストールできません」
と表示されてしまいました。
確認したところ、Macであっても、同じOSでも
本体が変われば同じインストールディスクは使えないそうです。
つまり、別のMacから代用しようとしてもダメってことですね。
Apple IDで使用したことがあるOSのみ
OSの再インストール(インターネット経由)は、
おつかいのApple IDで過去にインストールした
経歴のあるOSしかインストールできないそうです。
このiMacは私の使っているノートと同じスノーレパード期のものですが、前オーナーが最終的にライオンまでアップグレードしていたようです。
ところが、私はライオン系を一切入れなかったので、そのあとのマーベリックやヨセミテ以降で、OSをアップグレードしています。
OSの再インストールには、アップルIDが必要なのですが、そのIDで過去に入れたことのあるOSでなければ、再インストールできないとのこと。
じゃあ、マーベリックやエルキャプテンを入れられないのかという話ですが、先述の通り、OSのアップグレードには順序があり、いきなりそれらのOSを入れることはできないそう。
つまり、今までこのiMacに入っていたライオンを再インストールしなければいけないのですが、私のMacBook ProのIDではライオンをインストールした経歴がない。
貰い物なので再インストール用のディスクもない。。。
完全に詰んだわけです。
Macも盗難防止等でよくできていますね。
[結果] Mac OSを別途購入した [解決]
やむをえないので最終手段として、ライオンを購入しました。
WindowsのOSって購入したら1万円以上しますよね?
ライオンをオンラインストアで購入したところ、
たったの2,400円!!
これには驚き。
この値段で面倒ごとが回避できるのであれば、
購入しますよね。
まあ、インストールしたところで即行最新OSにアップグレードし直してしまうんですけどね笑
インターネットでApp Storeへアクセスし、
自分のApple IDを使ってライオンを購入。
これによってようやく
私のApple IDと「ライオン」が紐づけられ
再インストールが可能となりました。
ようやくこの画面ですよ。
昨年もその前の年もそうですが、
毎年年末になるとPCやらスマホでアップルの厄介になっている気がする。
去年はスマホとiPodの修理でストアへ足を運び、
一昨年はMacBookのOSインストール失敗で足を運び。。。
Macは慣れれば非常に使いやすくて
スタイリッシュで直感的でいいのですが、
少しでもこうした技術的なことに触れようとすると、
あれやってもダメ、これやってもダメで、
四苦八苦するコンピュータです。
まあそれだけ愛着が湧くんですけどね。
わがMacBook Proに関してはもう6年の付き合いになろうとしていますが、いまだにこの洗練されたデザインは世界一だと思っているし、飽きが来ません。
なによりMacBookの外観的なデザインって、もう10年近く
さほど大きく変わってないんですよね。
流行がめまぐるしく変わる現代において、これがいかに凄いことか。
10年も前から最先端のデザインで、現在でもほぼ変わらないということは
まだ他社より先を行っているということでもあるんですね。
もちろん、一度App Storeでダウンロードしたアプリは、
同じIDを使えばMac何台にでも入れられます。
アクティベートは2台までというような縛りがないわけですね。
たったの2万円で購入したlogicProは、何台にでも入れれます。
そうこうお茶を濁しているうちにインストール終了しましたとさ。
あまりにも専門的で長々しい文章。。。
しかもベースというメインと全く関係ないという。。。
最後まで読んでいただきありがとうございました。