とこよしです。
前回の記事
アリエクスプレスでギター買ったら全然違うものが届いたハナシ [AliExpress]
の続きです。
実際に届いた楽器を細部まで見ていきましょう。
細部に目を向けてチェックしていくと、さすがは中華製で手作り感満載というか、雑な部分が大量に見つかります。
面取りがありえないくらい雑です。
ヘッドやネックジョイントなど全体的に擦り傷や打痕が目立ちます。
ネック裏に謎に何かを刺したような跡が多数あります。
クレーム入れたのでカッとなって滅多刺しにしたのでしょうか?、、、笑
よく見ると上からクリアは吹いてあるようです。。そのまま。。。笑
ネックジョイントは若干なぞにグニャグニャしてます笑
指板材は、、、何を使っているんでしょうか?
ローズにしては目が詰まっているような
わりと均一な黒に近い木目です。
でも着色されている気もします。。。 わりと均一な黒に近い木目です。
本来、もし高い楽器を購入してこういう指板が届いたら完全にハズレですが、個人的にはこの部分がすごく気に入っています。全体的には黒々としていて目も詰まっていて (本当にローズなら) 良い指板なのですが、どんなに完璧に取り繕ってみても、どこかでボロが出る自分にそっくりなのがこの写真の部分なのです。だからすごく気に入っています笑
本家のボンゴに倣ってノブ周りに凹みをつけるのはありがたいのですが、、、凹ませすぎだろ
しかも雑
削りっぱなしでロクに木屑もほろわないでそのまま塗装したような状態です。
極め付けはこちら
偽物だということを悪びれるでもなく、堂々と本家のロゴを入れてくるあたり、さすがです笑
著作物についている(R)まで再現されてるけど、このRの意味わかってるんでしょうか笑
以上
実際に手に取ってみて感じたのは、細部が雑だけど、指板の状態とフレットのすり合わせはビックリするほど良くて軽くチューニングして弾いてみた感じとしては、ネック真っ平ら、ローポジションからハイフレットまで特につまりもビビりもなく、意外なほど素直な弾き心地です。
ネックはぶっといですが、自分はこのネック嫌いじゃない。
70年代のフェンダーのジャズベを彷彿とさせる握り心地 (実際には5弦なのでもっと太い)。
残念なのが、ブリッジの弦間ピッチが16mmと非常に狭いことかな。
指板の幅的には余裕があるので今は内側に寄って見えてあまり良くない。18mmピッチくらいまでなら対応できそうな予感がするので、どう改造しようかな。
ピックアップのポールピースもおそらく16mmピッチで作られているっぽいんだけど、専用設計なのか?それとも本家のボンゴって弦間狭いのだろうか?
と、言ったところでしょうかね!
次回からは改造に入っていきます。