とこよしのBASSとなんか

YouTubeチャンネル「とこよしtocco-yoshi」のブログ。エレキベースと毎日のなんかを呟きます。 0TaAcK0 @YouTube since 2007~

ベースカバーを中心に趣味の範囲で演奏動画を投稿しています。
とこよし-toccoyoshi- です。 旧アカウントは0TaAcK0。


このブログではエレキベースにまつわる事から、
趣味はキャンプやレジャー、スノーボードまで、
日常の出来事をマイペースに更新していきます。

※Twitterのとこよしさんとは無関係です。




機材紹介(楽器)
機材紹介(DTM)

YouTube
FC2動画


2022年04月



とこよしです。
ポンゴの改造もひとまず終盤に差し掛かってまいりました。

今回は核であるピックアップとプリアンプを配線していきます。






・DELANO MC5 AL

001


今回のパチモン中華ベース改造プロジェクトのほぼ100%がこのピックアップを試すためのものです。

もともとワンハムレイアウトが好みなのと、今やハイエンドメーカーでも採用されるようになったデラノ。流通し始めた当初、主にサンドバーグに採用されていたこともあって、サンドバーグから出しているオリジナルPUだと思っていたくらいです。

スティングレイのあの音を再現したいわけではないのですが、シリーズ(直列)のサウンドが好きなのでシリーズで配線していきます。




・EMG BQSシステム

002

3バンドEQにプラスして、ミドルの周波数を変更できるフリーケンシーつきのプリアンプ。コネクタ方式で、ハンダ要らずでインストールできるのも魅力です。

そして、このシステムの大きな魅力のもう一つが「ABC (アクティブ・バランサー・システム)」というもので、要はバランサーで前後に振った時の音量さをなくしてくれるというシステムらしいのですが、今回使いません!

何せワンハムレイアウトなので、バランサーは必要ないんですよね。。。ただ、、、それならそもそも6000円くらい安いこっちのサーキットで良かったんじゃないかというのを今更になって気づいたのですが、、、




003
↑↑

こちらはBQSシステムからABCとボリュームポットを取り除いたバージョンみたいです。。。まあ、、、ボリュームだけ別にCTSとかにしても良かったんだけど、それだと結局ハンダ付けが必要になってしまうからして、これで良かったのです(´ω`;;;;;) ←






さて、配線していきます。






004

005

PUでもそうですが、この手のコンパクトな箱に入ってくるのは何だか個人的にテンション上がります。iPhoneとかでもそうですが、今時のハイテク機器って大体こういうコンパクトな箱に入ってますよね。







006

007

ちゃんとノブもフルセットでセットで付いてくるあたり良心的ですよね。使わないけど。

アクティブの配線って本当に細かくて複雑なんですが、コレならとてもシンプルに配線できそうな気がします。







008

まずはミッドコントロールからインストールしていきます。おそらくサイズ的にもこのミッドポットがこのシステムの核だと思われます。このベースを作った中国の職人さんも、プリアンプを入れるのに相当苦労した形跡が伺えます。ポットが入らなかったのか、塗装した後から雑に削ってますね。

今回、何とかミッドの2連ポットが収まったものの、結構ギチギチでした。キャビティの厚みなのかな。でもこれ以上薄くしたらきっと強度的にダメなんでしょうね。。。バスウッドは柔らかいし。







009

キャビティのレイアウト的に、突き出したジャックとトーンポットが干渉しそうだったので、一応配線をビニテで巻いて絶縁しました。変なところで通電してノイズが乗っても嫌なので。。







010

今回、良い意味で想定外だったのは、このEMGのプリアンプ、18V駆動に対応していたということ。もちろん、基本は9Vを想定しているみたいで、バッテリースナップは1つしか付属されてこなかったので、もう1つは元々このベースに入っていたやつを利用します。

これで18V駆動にできてモダンな上に、元々2つ付いているバッテリーボックスも余すことなく活用できます。ちなみに、9V駆動と18V駆動での音質やレスポンスの違いについても検証したいのですが、面倒すぎて今回は見送りました。今後、興がのれば試します。







011

本当にハンダを一切使わずに配線できました。ゴムの収縮チューブも付属されてきたのですが、もう少し多めに入ってても良かったかな。足りないぶんはビニテで絶縁処理しました。







012

そうそう、このプリアンプは配線が


PU → バランサー → トーンポット → ボリューム → ジャック


の順に並んでいるので、バランサーからミッドポットに送る白黒の線をそのままPUからの線に置き換えることでABCを取り外すことができました。ボリュームが最後に来るというのもパッシブでは考えられないので、アクティブならではの配線ですね。







013

さて、あとはピックアップの配線をミッドポットに伸びた白黒の線に圧着して、ビニテで絶縁するだけです。とっても簡単で不安要素はほぼありませんでした。







014

全く想定外の不安要素として、今回2連ポット用に購入したモントルーの中間に入れるノブが、穴のサイズが小さすぎて小さすぎてハマらなかったということ。このノブは見るからにスタックポット用に見えるんだけど、この穴の径だと、入るはずもなく、、、一体何用なんだろう。。。。

仕方ないので、とりあえず付属のEMGノブにしましたが、やっぱり1つだけコレだとみったくないので、休日丸一日を費やしてモントルーのこの穴をダイヤモンドやすりで死ぬほど削りました。幸い、ブラス製だったみたいでそこまで硬くはなかったから良いものの、それでも金属の穴をやすりで削って直径を5mmほど広げるのに5時間くらいかかりました。







015

ピックアップの通電を確認して、キャビティの蓋を元に戻して完成!!









完成 ↓↓
016

017

018

019

さて、厳密にはまだ完成じゃないのですが、
ひとまず形になりました。



実際に音を出してみて、ノイズが全くない!!
ここはEMGさんのシステムの素晴らしいところですね。


今までアクティブ、パッシブ問わず色々配線してきましたが、ここまで一切ノイズが乗っていないのは生まれて初めてです。そして、EMGといえばもっとキンキンしたピーキーな音をイメージしていましたが、とってもマトモで使い勝手も良い。

何より、本当にハンダなしでアクティブの複雑な配線ができたというのが素晴らしい。ハンダで直付けと比べて音質云々は検証するつもりはありませんが、ここまでローノイズであれば使用上なんの問題もないかなって思います。







020

うっすらさりげなく入っているデラノのロゴが良いです。

ネット通販を見ていると、白ロゴバージョンもあるようなんですが、製造時期が違うのでしょうか? 自分はこの手のものはあまりメーカーロゴを主張しすぎるのが好きじゃないので、これくらいが丁度良いです。







では、今回はこの辺で。
まだオーダーしたピックガードも届いていないので、あらためて次回、完成編をお届けします。






 


とこよしです。
先日購入したパチモン中華製ボンゴのピックガードを自作していきます。






↑こちらが元の状態


もともと2ハムレイアウトだったものを、
今回1ハムレイアウトにするので、フロントPUを潰して隠します。

以前、お話ししましたが、ブリッジが意図していた仕様と違うものに変更されてしまい、この縦幅のせいでせっかくの卵型ピックガードが潰れてデザインされてしまっています。

今回、ブリッジも付け替え予定なので、改めて2まわりくらいサイズを大きくして、ついでにもともとついていたブリッジの前側2つのビス痕も隠すようにデザインしようと思います。







さて、使う素材は




・低発砲塩ビ板


発泡スチロールをギュッと圧縮して硬くしたような素材で、ホームセンターでも簡単に手に入ります。以前これでピックアップカバーを自作しましたが、比較的柔らかいのでカッターで簡単にカットできる手軽さと、耐水性や耐油性に優れているのがポイントです。

欠点としては、表面強度が弱いので、爪などで簡単に傷が付けれてしまいます。






・硬質塩ビ板


現代のピックガード材としては主流の材料です。これを3枚重ねた3プライ構造のものが一般的ですね。今回は、普通にホームセンターなどで入手した1プライの薄板を使います。1mm厚程度だと比較的加工もしやすく、表面強度も得られるので、コレをトップに張り合わせていきます。






以上の2点です。








前回5mm厚のアクリルピックガードを自作したときに死ぬほど苦労したので、今回はカッター程度で簡単にDIYできる手軽さを目材して、複合素材でハイブリッドピックガードを作ります。


要は、表面さえ強度があればいいわけです。そして耐水性や耐油性があればピックガード材としては十分なので、加工のしやすい低発砲塩ビ板をメインの素材とし、表面だけ硬質塩ビ板で引っかき強度を高める作戦です。








元のピックガードを参考にオリジナルで製図していきます。

元のピックガードが完全に素人作業なのか、左右非対称で、心なしかピックアップのザグり位置もずれている気がしたので、垂直水平ラインをとって改めて位置を微調整しています。







なにせ、ベース本体にせよ、何から何までまっすぐじゃないので、どれも信用できません。自分でフレットなどから垂直のラインを引っ張ってくるしかありません。




形が決まったらカッターを使ってカットしていきます。

低発砲塩ビ板のほうが厚みはありますが、柔らかくて加工がしやすいので、まずはコチラでピックガードを作り、楽器にハメてみて良い感じなので硬質塩ビのほうも同じようにカットしました。








夢中になっていて写真を撮り忘れていたので、上の写真はもうすでに2枚のピックガード材を貼り合わせたところです。瞬間接着剤を使って貼り合わせ、念のため重しをして一晩寝かせました。

トップの硬質塩ビ板は硬かったので、ちょっと大雑把にカットして貼り合わせてあります。前回自作した5mm厚のアクリルピックガードで、攻めすぎて割れたトラウマがあるので、ここは無理せず安全策を取りました。








やすりがけをして、形を仕上げていきます。

今回、塩ビ素材でピックガードを自作してみて思ったのは、アクリル板のほうが圧倒的に使い勝手が良いということ。

塩ビはアクリルより粘性があるので、割れづらいんですが、逆に言えばカッターで傷をつけてつけて割りづらいという事でもあって、やすりがけをしていてもアクリルよりも全然削れていかない気がします。

なにぶん、アクリルピックガードを自作したのがもう3年以上前の話なので、うろ覚えですが、塩ビのほうが削りづらい割に、表面の引っかき強度は弱くて、簡単に引っかき傷がついてしまいます。コレならアクリルのほうが全然使い勝手が良いです。

ただ、アクリル板はカラーバリエーションがあまりないので、色合いをとるなら塩ビ板やペット板になるんですよね。








細かなカーブはやっぱりダイヤモンドやすりが役に立ちます。もはやピックガード自作専用やすりと化しています。






IMG_2129

楽器にのせては微調整しての繰り返し。








ネックポケットも意外と空かない。
結構ガタガタなはずなんだけどな。。。








面取りして綺麗に水洗いしたら完成








相変わらず、細かい部分がガタガタで雑なのはご愛嬌ということで








ちなみに裏面はこんな感じ
これが低発砲塩ビ板のほうですね。










完成


雰囲気を出すために、
まだマウント前ですがPUをハメてみて雰囲気を出してみます。
※ネックポケットが空いてるのはPUもPGも固定されていないのでいないのでズリ下がってます。

良い雰囲気です。
ただ、あわよくばもう少し色合いが飴色っぽいと良かったかな。

写真だと良い色合いですが、
実際に肉眼で見るとやっぱり「ザ・アイボリー」感が否めないので、もう少しヤレた感じというか、経年の変色感があるともっとよかったな。。。














まあ、これはコレで!







実は、このピックガードもこれはこれで活用するとして、
今回はついにコレをマザーにレアウッドピックガードをオーダーメイドすることにしました!


今まで楽器は木目系ばっかり好んで使ってきたので、なかなか木目系のピックガードを乗せれずにいました。木目同士でぶつかる上に、あまり派手なレアウッドピックガードにすると、せっかくのボディの木目が地味で目立たなくなってしまうため、お互いに悪い方向に打ち消しあってしまうわけです。

今回は何十年ぶりかの色付きの楽器を手に入れたので、これ見よがしにレアウッドでピックガードをオーダーしたというわけです。

それについては、おそらくこのパチモン中華ベース改造録の最後のほうで紹介すると思います。ちゃんとプロにお願いしたのできっと素晴らしいものが出来上がってくると思いますよ〜






ということで、
ハイブリッド素材ピックガードDIYでした。










 


とこよしです。
本日はペグ交換をしていきます。



・Hip Shot USA  Ultralite 1/2 Y Key




Yキータイプのウルトラライトペグ。軽量で精度はもちろんのこと、質感も素晴らしい。何より、バラしてシャフトを逆向きに付け替えることができるタイプなので、2:2や4:1などあらゆるヘッドタイプに対応できるのがヒップショットペグの良いところだと思う。








さて、まずは元のペグを取り外していきます。

ウルトラライトは軽量コンパクトで良いのですが、もとのペグのビス穴が残って見えてしまうのが若干難点ですよね。







全てのペグを外し終えました。






地味にこのブッシュを取るのが一番苦労しました。







続いて、取り付けの前に、1弦側だけ、他の4つと反対向くので、ペグのシャフトを外して反対に付け直します。



ところが、これまた一苦労。
六角レンチが手持ちのどれとも合わない。。。

一応ブリッジのサドル調整用のミリ規格もインチ規格も試したのですが、片や小さすぎて片や大きすぎて、回りません。なんでこんなマニアックなサイズにしたんだよ。。。

して、今回ペグを5本頼んだにもかかわらず、1本もレンチらしきものは付属されてきませんでした。。。ブリッジにはちゃんと付属されてきたんだけどな。






以前iMacを分解した時にAmazonで買った特殊ドライバーセットがこんなところで役に立つとは思ってもみませんでした。危うく、わざわざこの六角レンチを回すために、また通販して数日待たなければいけなかったかと思うと、ゾッとします笑









さて、完成しました。
ポンゴのヘッドは微妙にアーチを描いているので、ペグの向きや間隔をどうしようか迷いましたが、そこは大雑把を発揮して目分量で違和感ない位置に決めました。








ビス止めしてみた感じとしては、思ったよりもちゃんとハードメイプルネックのようです。この手の中華製ギターは本当になんの木材使っているか信用できない部分はありましたが、この硬さは間違いなくハードメイプルですね。

とこよしは、過去に何度もペグ交換を自分でしていますが、高校生の頃とかは、それこそ力づくで回して何度もビスの頭がネジ切れてダメにしたものです。。。それくらいハードメイプルは硬いのです。あらかじめ予備穴を開けてからじゃないと、最悪ビス頭が飛ぶか、山がナメって回らなくなったりします。








元のペグのビス穴は、本来色味の近い塗料で埋めるのがいいのでしょうが油性塗料だと拭き取りが面倒臭いのと穴埋めも兼ねて、普段仕事で使ってる水性の目地材をぶち込んでおきました笑








まあ、、、色味は、、、
今後考えます。とりあえず穴は埋まりました笑







完成


ヒップショット製品のブラックは質感が本当に良いですね。
気に入りました。

肝心の重さですが、かなり軽いんだと思います。。。
というのも、元々ついていた中華製のしょぼいペグがあまりにも軽かったので(笑)あまり変化ないです。多分元のやつもアルミ製かなんかでしょうね。精度は段違いですが、軽さだけを取るなら元のやつもおすすめです笑



そうそう、わざわざ紹介する必要なかったので記載してませんが、丸いポッチのようなストリングリテイナーはゴトー製です。これだけ色が違うとみったくないですからね。メーカーが違うので若干艶ありですが、まぁ大した気になりません。




以上!








今回のボツになったパーツたち



・SCHALLER BML4R1 BLACK



もともと、シャーラーのペグをマウント予定でした。こっちのほうが形状が近いのでビス穴が目立たないと思ったのと、確か一昔前までのミュージックマンはシャーラーのマシンヘッドを採用していたので、より純正に近づくかなと。

ところが、サウンドハウスで取り寄せ品だったことに気づかず注文して、納期が4月末ごろという連絡を受けたので、キャンセルして在庫のあったヒップショットに急遽変更したというわけです。

最近の型の本家ボンゴは、どうやらシャーラーじゃなくてヒップショット?か何かに変更になったみたいですね。今回Yキータイプを取り付けたのも現行品に似ていたからです。







では、今回はこのへんで!








 


とこよしです。
早速ポンゴの改造に取りかかっていきます。


ちなみに、
数日おきに記事を上げていきますが、時間のある時にまとめて編集しているので、実はもうだいぶ前に作業は終わっていたりします。




今回はブリッジ交換をおこないます。

・Hip Shot B style Brass




個人的にとても信頼を置いているヒップショット製のブリッジです。
Bスタイルは初めて乗せますが、縦幅があまりないのでこれから自作する卵型のピックガードに極力干渉しないようにこれをチョイスしました。

ナットやサドルは弦との重要な接点なので、ブラス製にしたいというのがあって選びましたが、このBスタイルブリッジはアルミ製など、複数の素材のものが出されているのも、ヒップショット製品の好きなところです。








さて、
元々ついていたブリッジとビス穴の位置が違うので、面倒ですが、まずはセンター出しをして位置を決めていきます。








なにぶん、このポンゴ、何から何まで斜めっているのでどのラインも一切信用できません。元々ついていたブリッジですら水平かわからないし、ピックアップのザグりも、このとおり雑です。

とりあえず、フレットに対して垂直になるように、指板状でセンター出しをしたのち、垂直のラインを引いて下まで引っ張ってきました。








位置が決まったらビス穴の位置とブリッジのトップ側にマーキングをしておきます。
印をつけたビス穴にまずは穴を開けて、その上でビスを打ち込んでいきます。これをしないとズレるので。







完成


もとのブリッジがついていたビス穴の位置と若干干渉した部分があって少し気持ちずれたような気もしないでもないですが、、、ま、、もとのブリッジよりはマシでしょう笑

本当は元のビス穴を避けるために、若干ブリッジを前後したほうがいいのですが、あまりずらしすぎると、オクターブ調整の許容範囲を超えてしまうのと、元のブリッジよりも今回新調したヒップショットのほうがビス穴の位置が後ろ寄りについていたのもあって、余計にマッチングしてしまいました。





IMG_2223

艶消しのブラックが上品な雰囲気を出してくれていてとっても満足。安物の黒ブリッジと違って、ちょっとやそっとじゃ塗装が剥がれないのも良い。後述しますが、先に買っておいた安物の黒ブリッジは、ちょっと擦っただけで簡単に塗装が禿げてしまったので、やっぱりブラックメッキの技術って難しいんだなぁと思います。





以上









今回の
買ったけどボツになったパーツたち



・中華製安ブリッジ (黒)




もともと、ハードウエアまわりを黒で統一しようと思っていたので、あらかじめアリエクで一緒に買っておいたブリッジ。この手の5弦ベースはブリッジのビス穴含め互換性がないものが多いので、確実に互換性があるであろう色違いを事前に注文しておいたというわけです。

が、弦間ピッチ16mmがどうしても気に入らず、結局もってヒップショットにしたのでボツになりましたとさ。




・グラフテック社製 ストリングセイバー ナローサドル




とにかく黒で統一したかったので、ブリッジのプレートは互換性を重視して中華製にしましたが、やっぱりブリッジの核であるサドル部分の精度は重要で、コマ落ちされても困るし錆びてもみったくない。ということで、サドルだけ別のブランド品にしようと考えていました。

ところが、上記のとおり16mmピッチなので、そんな特殊サイズのサドル、どこを探してもない。。。ようやくの思いでこちらのグラフテックのサドルにたどり着いたというわけです。厳密には15.34mmなので、ちょっと小さいのですが、大きくて入らないよりはマシなのと、過去にジャズベに同社のサドルを乗せていた時期があって、絶妙なテンション感とサスティーンで、結構使い心地良かったので今回採用しました。

が、、、ブリッジそのものを18mmのヒップショットに変更したので、これもボツになりました。。。8000円くらいした笑








結果的に18mmピッチに変更できたし、ヒップショットのBスタイルブリッジも高級感あって良いのでこれで良かったのかなと思います。



ということで、本日はこのへんで!





 





どうも、とこよしです。
先日中国から個人輸入したベースがようやく到着しました。









「MUSICMAN BONGO」のコピーモデルです。


ミュージックマンの最上位機種であるボンゴは、価格が40万近くするモデルです。
独特な人間工学に基づいたとされるBMWがデザインしたボディシェイプが特徴的なモデルで、このパチモンベースにも大まかなデザインが反映されています。


遠目で見れば形や質感は悪くないものの、細部まで目を凝らすと結構雑です。裏側のコンターが浅くて位置がおかしかったり、表側の面取りが明らかに素人の手作業感満載だったりと、挙げればキリがないです。





「ポンコツボンゴ」からとって、愛称は「ポンゴ」にしようと思います。



こちらのポンゴ、価格は32000円程度でした笑
今回は、かかった費用なども含めて全部公開していきます。








上の記事を読んで貰えば分かりますが、このポンゴが届くまでにかなりの紆余曲折がありました。
仕上がった写真が送られてきて、本当にフルカスタムするかどうか迷いました。

というのも、カスタム代のほうが遥かに高くつくので、リセールバリューも期待できないこのポンコツにそこまでの高級パーツで組み上げるメリットが、楽器いじりの楽しさ的なもの以外に果たしてあるのかと。。


ところが、到着があまりに予定より遅くなったために、もうカスタム用のパーツ類を全て注文してしまった後のため、この楽器がどんな楽器であれ、引き下がる事ができなくなってしまいました笑









ということで、
改造に入っていきます。







今回用意したパーツをご紹介







・DELANO MC-5AL




もうね、今回の改造ベースの目的のほぼ100%がこのPUのためと言っても過言でない。

今やハイエンドベースにも多数搭載されていることで有名なデラノ。昔サンドバーグを試奏した時のあのブリッとした出音が個人的にすごく好みだったので、前から載せたいと思っていました。ところが社会人になってほとんど楽器のカスタムをしなくなってからしばらく時間が経ってしまいました。ようやくこのPUを試せるという理由で、今回のカスタムベースプロジェクトが始動しています。

ポンゴは現在2ハムレイアウトですが、リア単発の1ハムレイアウトにして、フロントの穴は新しく造作するピックガードで隠します。マグネットはアルニコです。セラミックモデルもあるのですが、個人的にアルニコが好きです。



・EMG BQS-SYSTEM




ポンゴはおそらくボディ材含め、鳴り的な部分は一切期待できないので、当然アクティブが前提にカスタムしていきます。その上で、最も今欲しいスペックに見合っていたのがこのEMGのBQSシステム。

3バンドイコライザーにミッドのフリーケンシーがついていて、中音域を好みのポイントに設定できる。もうね、年取ってから2バンドEQよりもミッドコントロールにご執心で、パッシブベースにも必ずと言っていいほど足元にミッドコントロールだけはおいて置くっていうくらい使い勝手がいい。楽器の旨味はミッドにあるわけですよ。その旨味成分が楽器本体やアンプ・キャビネットとの相性によっても変わるので、ミッドコントロールさえあれば、すごく痒い所に手が届く。ずーっとパッシブ使ってる身としては、トレブルベースよりもミッドのフリーケンシーが一番ありがたい。

このEMGはそれが手軽に得られて、インストールも比較的楽そうだったのでチョイスしました。今までEMGはPUも含めて食わず嫌いしてきたので何気に初です。


・Hip Shot USA  ウルトラライト 1/2 Y Key




ボディがバスウッド (たぶん) なのでいかにヘッドを軽くしてバランスを取るかが重要なのでヒップショットのウルトラライトペグに付け替えます。一般的なフェンダータイプのクローバータイプではなくYキータイプのペグにしたのは本家のボンゴがそうだったから。


・Hip Shot B style Brass




もとのブリッジが16mmピッチなので、流石に狭い。18mmピッチのこちらを採用しました。ヒップショットのブリッジは過去に何種類も使ってきており、個人的にとても評価が高いので、今回もきっといい働きをしてくれるはずです。軽量なアルミタイプと迷ったけれど、やっぱり弦が乗る部分はブラス製が好きなのでこちらをチョイスしました。


・モントルー エボニートップ・ハットノブ




ノブにもかなり拘りました。よくあるギザギザになったメタルノブは安物感があって好まないので、こちらをチョイスしました。我がポンゴのノブ周りは窪みが大きすぎで普通のサイズのノブだと窪みが目立つので、普通にストラトとかレスポールについているようなサイズ感のビッグノブにするしかありませんでした。全体的にハードウエアは黒で統一したかったのでとっても良い感じです。



・モントルー スタックポット用下段ノブ




ミドルポッドの2連スタック用に購入しました。上記ノブを上に乗せるようなカタチにするんだけど、多分サイズ感はぴったりだと思う。回しやすさよりも見栄えのスッキリさを重視。



&ピックガード




これは現在ついているピックガードの写真なのですが、このように幅広のブリッジが邪魔をしてシンボルである卵型のピックガードが潰れて加工されています。ここら辺、まかり通すあたりがなんとも中華製らしいなと思いつつも、、、このままじゃ当然ダサいのでピックガードをまた自作します。これで何回目だろう。今回はハイブリッド素材で自作するので、それはまた特設のページを作って載せます。













と、、まぁ今回のDIYポイントはこんなところです。
他に、ブラスナット交換とフレット擦り合わせ、トータルセットアップをリペアショップでやってもらう予定となっています。


計画はこんな感じ。
次回から改造していきます。












 

↑このページのトップヘ