とこよしです。
お盆の休暇に入ったので、
ふと思い立って真夜中に走り屋さんしてきました。
。。。ハイエースで笑
ドライブが好きなので札幌近郊の車を走らせるのに良さそうなスポットをいくつか知っていて、とある峠道、、、というか林道を適度に 攻めて 走らせてきました。朝帰りです笑

なんでそんなことをしたのかというと
5月にカスタムしたuiビークルのショックアブソーバーのセッティングを決めて自分好みの乗り味に煮詰めていこうということです。

このように
1〜14段階のダイアルがついていてメモリが増えるごとに乗り味が硬くなっていくようになっています。ちなみに、専門店で取り付けてもらった標準の状態は全て8になっています。
これを、走らせてはいじり、走らせてはいじり、
煮詰めていこうと思います。

↑まずは12にしてみます。
全く余談ですが、、、
ダイアルを弄ろうと中を覗いてショックを受けました。
今年の1月末に納車されて約半年。。
たったそれしか経ってないけど一冬越えてるのでしっかりサビ始めてます。。。

↑
ショックなのでアップで載せます。
これが雪国を走るということです。
ピカピカの新車がたったワンシーズンでこのザマです。
納車から今まで毎週欠かさず洗車し、タイヤハウスや足回りもしっかり高圧噴射してきましたが、、それでもこのザマです。
正直、近年は融雪剤もやりすぎだと思います。。
話を元に戻します。
ショックアブソーバーのセッティングを決めるためにテスト走行を繰り返します。
テストする道は林道なので今までに一度も対向車とすれ違ったことがありませんが、もし対向車が来れば幅的にすれ違えません。。。
しかも、狭い上にウネウネしてるので曲がった先から対向車が飛び出してくればたぶん40キロで走ってても避けられないし止まれないと思います。。。
細心の注意を払いながらテスト走行してきました。

結果、
今回は街乗り仕様としてフロント側11で決定しました。
リアはデフォルトのまま8です。
最初12にしてとても良い感じでした。
硬くしていくと、左右にグニャグニャと揺すられる不快なロール感やギャップを乗り越えた時に跳ねてバウンドする感覚が弱まり、全体的にシャープになります。挙動が全て早く収まり、曲がる時もロールが少なく感じられます。
が、デメリットとしては、
許容を超える段差を超えた時に突き上げ感がすごく、バッタン!!!なります。ドリンクホルダーに缶コーヒーなどを入れておくとひどい段差だと中身が飛びそうです。
道がグニャグニャしている時は、左右に小刻みに揺すられます。収束が早いので揺れが小刻みなので酔いやすい人を乗せる場合は微妙かもしれません。
でも、一人乗りで運転するなら個人的にはこの硬さは安定感があって運転しやすいです。なので、比較的道が悪くない街乗り仕様として11に決めました。12のほうが気に入ったけど若干マイルドさを持たせることにしました。
一方で、郊外の凸凹道を走る時は硬めの設定だととんでもない突き上げ感で車内のものが跳ね上がります。。。ゆっくり走ればいいんだけどそれじゃあテストにならないのであえて街乗りと同じスピードをキープして走らせました。

ひどい道はフロント5が良いかなと思います。
全体的に柔らかくなって衝撃を吸収してくれます。バネはハイエースの純正なので完全にいなしてはくれませんが、ショックの設定を硬くした時よりもはるかに吸収率が高かったです。
全体的に乗り味がマイルドになるので、最初はむしろこっちをメインにしようかな?って考えましたが、ハンドルを切った時や左右に揺すられた時のグニャグニャ感が強く、戻りが遅い、反動があるのでこれはこれで酔いやすい人を乗せるとダメかもしれません。。。
あと、衝撃吸収性が上がっても、大きめのギャップを超えた時に突き上げ感は弱いものの若干バウンドするのでこれも好みですね。。。
結果、どうやってもスプリングが純正のままなので純正のトーションバーやリーフスプリングが持つ能力以上のことは出来ません。ショックのダイアルはこれらの反応の仕方を若干調節してくれるものなので、乗り味の好みを見つけるのには良いと思います。
自分はやっぱり突き上げが強くてもカッチリめの設定が好きです。多分そっちのほうが先代100系の乗り味に近いからかなーって思ったりしてます。200系に乗り換えてから、とにかく左右にグニャグニャする感じが気に入りませんでした。多分フロント車高を若干落とすためにトーションバーを緩めたのも要因の一つでしょうね。。。
結果、リア側のグニャグニャ感はスタビライザーを入れて劇的に改善し、フロント側はショックのダイアルを硬めにする事でまぁまぁ解決しました。結果、咄嗟の大きな段差による突き上げ感は増しましたが、市街地であればさほどそういうシーンは多くないのでしばらくの間は硬めのセッティングでいきます。
ともかく、今日はじっくり足回りの検証ができてとっても有意義な一夜になりました。これで挙動と傾向が把握できたので、例えば、冬になってガタガタ道になったら柔らかくするかもしれません。
では